世界選手権2連覇を成し遂げたフェンシング世界女王の江村美咲選手がディオールのスポーツアンバサダーに就任し、注目を集めています。フェンシングにもファッションにも妥協しないまっすぐな美しさがファンを魅了します。パリ五輪を目前に控え、人気上昇中です！
江村美咲選手プロフィール
フェンシング女子サーブル日本代表の江村美咲選手は1998年11月20日生まれの25歳。身長は170センチ。
熊本県熊本市出身、大原学園高、中央大学法学部卒業。現在はフェンシング競技初のプロ選手として立飛ホールディングスに所属。2021年東京五輪に出場、2022年2023年世界選手権優勝。2024年5月にはパリ五輪代表への出場が決定するとともに、ディオールのスポーツアンバサダーへ就任し、ファッション界でもますます注目を浴び続けています。
両親は元日本代表、日本フェンシング界の申し子とよばれる逸材！
江村美咲選手はソウル五輪フルーレ代表で北京五輪の監督も務めた父の江村宏二氏と、エペ元日本代表の母孝枝さんのもとに生まれたフェンシング界のサラブレッド。小学生から父の指導のもと本格的にフルーレを始めます。中学生からは自身の瞬発力を活かしたサーブルに転向、高校ではJOCエリートアカデミーに所属して日本トップレベルのライバルと競い合います。中央大学卒業後は世界への更なる飛躍を目標にプロ転向して立飛ホールディングスに所属し、フェンシング界を引っ張る存在として名実ともに一流の選手として成長を続けています。
強さと美しさを兼ね備えたファッションリーダーとしての一面も
小さい頃からファッションにも強いこだわりを持つ江村美咲選手。自身のインスタグラムではフェンシングだけでなく、服やアクセサリーなどファッションにも興味を写真も多く載せ、ファンを増やしています。2023年にはミス日本和田静郎特別顕彰を受賞し、2024年にはディオールのスポーツアンバサダーに就任。これからも活躍の場が広がりそうです。
足の怪我と闘いながらも日本人初の世界選手権2連覇
170センチという日本人の中では恵まれた体格と瞬発力を持ちながらも、江村美咲選手が全日本や世界で勝ち続けることはそう簡単ではありませんでした。メダルを目指した初の東京五輪では3回戦敗退という悔しい結果でした。その後フランス人コーチに師事し戦い方のバリエーションを一から追求、2022年2023年では足の怪我を抱えながらも日本人初となる世界選手権連覇を成し遂げます。華やかな一面の影で、良い時も悪い時もストイックに自分と向き合いながら地道に努力を続けてきた結果です。
2024年5月にはパリ五輪代表に選出され、再度五輪で戦うチャンスを掴み取りました。
「五輪では世界女王としてではなく、チャレンジャーとして今までの全てをぶつけて金メダルを目指したい」と意気込んでいます。
江村美咲選手はサーブル団体とサーブル個人の2種目に出場します。
フランスはフェンシング発祥の地。
多くのを魅フェンシングファンを魅了してくれることでしょう。
フェンシングのサーブル種目は他と何が違う？
フェンシングには相手への攻撃と有効面で3つの種目に分けられます。
- フルーレ 有効打突面は相手の胴体。攻撃は突き技だけ。攻撃権があるので駆け引きがある。
- エペ 全身が有効打突面。突き技で相手より先に突くことでランプが点いてポイントになる。
- サーブル 有効打突面は相手の上半身。突き技だけでなく斬る技も認められている。攻撃権があるので駆け引きがある。
それぞれの特徴をわかって観戦すると面白い競技です。
江村美咲選手のパリ五輪出場予定
女子サーブル個人T64～決勝
7月29日(月)9:30～22:00(日本時間16:30～7/30 7:00)
女子サーブル団体準々決勝～決勝
8/3(土)13:00～21:00(日本時間20:00～8/4 4:00）
会場はパリの伝統あるグラン・パレです。
がんばれ江村美咲選手！がんばれニッポン！
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