久保建英選手パリ不参加の理由は移籍?OA枠は7/3(水)正式発表へ!

男子サッカーパリ五輪オーバーエイジ枠に誰を選出するのか?前回の東京五輪で惜しくもメダルを逃し悔し涙を流した久保建英選手が、リベンジ出場なるかという期待が高まっていましたが、不参加との発表が公式にされました。
この理由と、まだ決定していないオーバーエイジ枠3名の有力候補を探ってみます。

目次

久保建英選手パリ五輪不参加の理由は6つ

ワールドカップアジア3次予選に照準を合わせている

メダル獲得のチャンスも十分あるパリ五輪は、初戦となる7/24(水)のパラグアイ戦から8/9(金)の決勝まで出場した場合、7月中旬~8月上旬の約1か月間五輪代表として活動することになります。
しかし、サッカー日本代表の重要目標はどちらかといえばワールドカップアジア予選突破です。9月初旬から始まるアジア3次予選は久保建英選手がスタメン起用される可能性が高いです。この大会にコンディションを合わせたい場合、スケジュール的にパリ五輪は見送る決断をせざるを得ません。

レアル・ソシエダが招集に前向きでない

Real Sociedad

パリ五輪期間、ヨーロッパのサッカーリーグはオフシーズンですが、8月中旬から開幕戦がスタートします。五輪出場した場合、すぐチームに合流して新体制に適応しなければなりません。
2023-24シーズン序盤の久保建英選手は非常にコンディションがよかったのですが、ワールドカップアジア予選から戻ってきた後はコンディションが低下し、怪我もしています。開幕スタメン起用を期待している選手をパリ五輪に出場させることはレアル・ソシエダにとってリスクしかないのです。

怪我が続いているから

久保建英選手は2024年に入って2回太ももの怪我をし、試合に出られない時期がありました。怪我が続いている状態は選手生命に直結します。真夏のフランスで何試合もスタメン出場したら、中3日あったとしても体が悲鳴を上げることは目に見えています。

プレミアリーグ移籍の可能性

2028-29までレアルソシエダと契約延長している久保建英選手ですが、2023-24シーズンの安定的な活躍から想定移籍金が9200万ユーロ(155.4億円)まで上昇しています。
ここで名乗りを上げそうなのがプレミアリーグのビッククラブです。これまで一緒にポジションを争ってきた選手たちが、ビッククラブ入りを果たしているのを見て、久保建英選手もビッククラブへの移籍を決断するのかもしれません。
夏の移籍期間は五輪期間を挟む6月~8月です。ビッククラブへの移籍交渉を望んでいる場合、怪我で市場価値が下がってしまう可能性のあるパリ五輪参加は見送る可能性が高いです。

五輪代表への招集力が日本サッカー協会にない

ワールドカップ予選は国際Aマッチなので、日本サッカー協会が各クラブに招集要請することは可能ですが、五輪はA代表ではないので招集拘束力がありません。よって五輪出場は所属クラブと本人の合意があって初めて招集されることになります。オーバーエイジ枠にはA代表で活躍している海外チームの選手を招集したいのですが、そのチームの承諾が取れる選手は極めて少ないのが現状です。

若手の日本代表が育っていないから

現在の日本A代表は全員20歳以上で、10代の若手はいません。もちろん長友選手のようなベテラン選手の起用やその時の大会で結果を残すことも大事ですが、若いうちから代表選手を育成していかなければ日本サッカーの継続的な成長は見込めません。
せっかくU23代表の若手が活躍するチャンスなのに、A代表の久保建英選手を起用することは、一人の若い選手の出場機会を失うことにもつながってしまいます。

久保建英選手は『もっと若い選手を代表へ起用すべき』と語っています。久保建英選手には高校生の弟がいて、彼も高い技術力をもちスペインで大活躍しているのですが、日本代表に呼ばれたことはありません。
久保建英選手の発言は、そういった埋もれた弟の成長も暗に望んでいるのかもしれません。

残るオーバーエイジ枠候補は?

五輪出場の意思があり、かつチームの承諾が取れる海外選手は極めて少ないのですが、今のところ以下の選手が候補に挙げられています。

  • MF遠藤航 選手(リバプール)内定
  • DF谷口彰悟 選手(アルラヤン)
  • DF冨安健洋 選手(アーセナル)
  • DF板倉滉 選手(ボルシアMG)
  • DF谷口彰悟 選手(アル・ラーヤン)
  • MF堂安律 選手(フライブルグ)
  • MF守田英正 選手(スポルティング)
  • MF田中碧 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
  • FW上田綺世 選手(フェイエノールト)

OA枠を含むパリ五輪代表18名は7/3(水)に発表される予定です。

まとめ

頭脳的で技巧的なプレーがファン魅了させる久保建英選手。パリ五輪での活躍を見たいかと思いますが、サッカー日本代表の今後のや、久保建英選手の更なる飛躍のためには納得せざるをえない理由なのかもしれません。
数年後、久保建英選手とスタメンを組むことになる若手発掘の場としてパリ五輪を応援するのも面白いでしょう。

今後もパリ五輪男子サッカーには注目です!
がんばれニッポン!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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